就B型事業所であり、生活介護事業所です

アグリシステム羽沢は就労継続支援B型(定員10名)と、生活介護(定員10名)の事業所です
アグリシステム羽沢は障害や難病のある方、介護を必要とする方たちのための就労支援施設です。県央福祉会に所属しています。カテゴリーは継続支援B型と生活介護で、2019年4月に開所したばかりの新しい事業所です。
農業と福祉の連携(農福連携)をテーマとして、手づくりトマトジュースを製造するなどの事業を展開しています。

就労継続支援施設にはA型とB型があります。そのちがいを図にしてみました
就労継続支援施設にはA型とB型があります。そのちがいを図にしてみました。なお、アグリシステム羽沢は就労継続支援の「B型」です。

就労継続支援B型(定員10名)
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就労継続支援B型とは、障害や難病のある方のうち、年齢や体力などの理由から、企業等で雇用契約を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスです。
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障害者総合支援法に基づく福祉サービスのひとつであり、比較的簡単な作業を短時間から行うことが可能です。年齢制限はなく、障害や体調に合わせて自分のペースで働くことができ、就労に関する能力の向上が期待できます。
生活介護(定員10名)
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常時介護を必要とする障害者を対象に、通所することにより主として昼間に入浴や排泄、食事などの介護、調理、洗濯、掃除などの家事、生活などに関する相談、および助言や創作的活動、生産活動の機会の提供なども行っています。
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ご自宅と事業所間のドアtoドアの往復送迎いたします。
ご利用になれる対象となる方々について
アグリシステム羽沢をご利用になれる対象者は、障害や難病のある方、介護を必要とする方たちです。具体的には次の障害をお持ちの方々になります。
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精神障害
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知的障害
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身体障害
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発達障害

仕事の内容について
大きく、2つのお仕事があります。
①トマトジュースの製造から販売まで
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近隣農家と連携し、トマトの仕入れから始めて、トマトジュースを製造していきます。(今後はトマトジャムなども計画しています)
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無添加で安心安全の製品は、すべて手作業で行うため、品質の高さには自信があります。
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トマトジュースは酸味料や香料・砂糖・水さえも加えずに、純粋にトマトだけでじっくり仕上げており、1日に作ることができるのは最大で80本。製造だけでなく販売にも携わり、お客様の笑顔に直接触れることで、大きなやりがいも感じられます。

②紙折り・封入作業といった軽作業
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紙折り・封入作業、箱やボールペンの組み立てといった軽作業も行っています。
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様々な作業を経験していく中で、一人ひとりの得意不得意を見極めていきます。
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それぞれの作業工程を分割することで、みなさんができること、得意な作業に集中して取り組める環境をご提供。利用者みなさんの作業に対する満足度が高まり、自信に繋がっています。

こんなサポートをご用意しています
1)軽作業の際のサポート
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軽作業を行う際、一人ひとりに合う冶具(じぐ)を考案し、用意いたします。治具とは、シールを張る箇所がズレないようにするなど、作業をサポートする道具のことです。
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治具を利用することで、作業効率が上がるだけでなく、製品も高い完成度を保ちます。
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完成度の高い仕事を続けることで、仕事に対する意識が高まり、自分の作業に対して誇りが生まれます。事業所としては、高賃金支給に向けて単価の良い作業導入にも力を入れています。
2)一人ひとりに寄り添う就労サポート
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就職を目指している利用者さんに寄り添い、就職に向けたトレーニングや就労支援センターとの連携、企業の雇用状況の把握と提供、ハローワークへの同行などを行っています。
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また、就職することで満足するのではなく、就職先に長く勤務できるように、定着支援や細かな相談支援など、事業所を卒業した後も手厚いサポートを続けていきます。

利用者の比率について
利用者方の比率は、次の通りです。(2021年9月現在)
男性:14名、女性:6名
10代:1名/20代:4名/30代:1名/40代:6名/50代:6名/60代:2名
利用になれる時間について
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月・火・木・金曜日=9:00~16:00
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水曜日=9:00~15:00まで
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土曜日=月に2~3回開所
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休日=日曜日、祝日(※月によっては通常開所とすることもあります)
利用者の皆様をサポートするアグリシステム羽沢のスタッフについて
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所長=横内 洋志(よこうち ひろし)下記写真
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サービス管理責任者
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資格=社会福祉士、精神保健福祉士
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アットホームな事業所で、笑顔溢れる利用者さんと一緒に、日々の業務に奮闘しております。利用者さんが毎日やりがいと達成感を感じながら、高いモチベーションを持って事業所に通っていただけることを目標に支援を行っています。ぜひ私たちと一緒に、自分の特技を見つけませんか?
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全スタッフ=男性:3名(いずれも常勤)、女性2名(常勤1名・非常勤1名)
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その他=看護師(女性)1名(※月に1回来舎)
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各人のスキル・実績=社会福祉士・精神保健福祉士の両取得者2名在籍、就労支援経験3年以上在籍、ビジネス経験3年以上在籍

利用者の声(50代・男性の方)

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知的障害
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週5日・1日6時間利用
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賃金・工賃 月 4,500円
【問】通う前はどんな気持ちでしたか?
10年近く通う事業所がなく、その間、家に引きこもり気味でした。そのため、ここに通うことになったときも、いきなり週5日は難しく感じて、抵抗があったようです。 実際の作業では、できることとできないことがハッキリしていましたが、苦手だからやらないということはせずに、できなくても一生懸命取り組んでいました。ただ、どうしても時間がかかってしまう作業があることを、本人は気にしていました。(ご家族の談話)
【問】通い始めて何か変化はありましたか?
週5日通所することに抵抗があったので、まずは週2~3日から始めることにしました。それでも最初のうちは、なかなか来ることができなかったのですが、慣れてくると遅刻しながらも毎日通えるようになりました。 作業ではボールペンの組み立てに興味をもち、自分から「やってみたい」と意欲を示してくれました。最初は苦手な作業がありましたが、回数をこなしていくことでできるようになり、今では一通りできるようになりました。(スタッフ談話)
利用者の声(40代・女性の方)

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知的障害
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週4日・1日6時間利用
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金・工賃 月 4,000円
【問】通う前はどんな気持ちでしたか?
以前の職場を退職してから約10年が経過をしていた為、ご本人もかなり不安がありました。その為、まずは通所に慣れて頂く為に週2日からの利用を提案し、開始しました。(スタッフ談話)
【問】通い始めて何か変化はありましたか?
元々明るい性格もあり、すぐに事業所に慣れていきました。作業へ取り組む姿勢も真面目で、日々高い集中力でお仕事に取り組まれており、ご本人も作業への達成感と満足感を感じられているようでした。
しかし体力の不安もあり、半年間は週2日のペースを維持し、自信がついてきたところで週3日へと利用日数を増やしました。現在は週4日(※内1日は半日)まで利用日数を増やすことが出来ています。(スタッフ談話)
「農業×福祉」の新しい取り組み、見学に来ませんか?
アグリシステム羽沢は、2019年4月に開所したばかりの新しい事業所です。農業に興味を持っている人は、とても楽しく作業をしていただけることでしょうし、また、そうではない方も、日々スタッフと利用者さんの全員で様々なことに挑戦していけたらと思っています。
一般就職を目指して、仕事が決まったら終わりではなく、長く働き続けられるように、就職後も親身に相談に乗っていくなど、その後のサポートにも力を入れていきます。
ご興味のある方はまずは、お気軽にご連絡下さい。見学も随時受け付けております。体験利用を通じ、利用の希望をご判断下さい。私たちも体験利用を通じて、受入れの可否をご連絡します。 利用日数につきましては週5日を基本ベースとしておりますが、利用希望日数、利用希望時間等ございましたらお気軽にご相談下さい。

見学者募集中
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アグリシステム羽沢では、実際の所内の雰囲気、作業の内容、トマトジュース製造工程などを直に見ていただきたいため、随時、見学者の方を受け付けています。
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なお、見学に来ていただいた方には私たちの「手づくりトマトジュース」を1本無料で差し上げます。
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ご家族の方同伴でも構いません。お問い合わせフォームから、お気軽にお申し込みください。